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富士幻豚

富士幻豚 実は、現在日本で生産されている豚肉の8割以上は、飼育環境やエサの違いによって銘柄は違いますが、「LWD(エルダブルディー)」という品種です。
それに対し、富士幻豚は中ヨークシャーという世界的な希少品種をベースに作られています。
つまり、日本で消費されている80%以上にあたるLWDという品種は、経済効率を高めるために現代が産みだした豚と言うことになります。
そして、その代償として失ったのが、豚本来の濃厚な味なのです。
非常に経済効率の良い「LWD」に対し「中ヨークシャー」は経済効率が悪い豚です。
つまり生産する農家が儲からないために数を減らし世界的な絶滅品種のひとつになっています。
現在、年間約1600〜1700万頭が出荷される中で、その数は日本中で数百頭と言われています。その希少性の高さをお分かり頂けると思います。
「昔の豚は本当に美味かった」と嘆く50代以上の方が多いのはこのためなのです。
富士幻豚の名前に“幻”という文字が付くのは、この希少性の高さからです。

富士幻豚の特徴

中ヨークシャー種の脂身の旨味、甘さ、柔らかさ、キメの細やかさを保ちながら、ランドレース種を掛け合わせることで可食部分を増やし、生産性を向上させています。
中ヨークシャーは昭和30年代までは日本の9割を占めた品種。濃厚なチーズのような風味と良質な旨味をもち、豚本来の香りを持つ日本の最高峰品種のひとつ。上品な香りとさっぱりとした脂身も特徴です。
ただ繁殖性が弱く、肥育期間が長くまた歩留まりが悪いため可食部分が少なく、生産性に乏しいため海外からの大型品種に淘汰されました。現在では日本の豚肉の9割は品種改良された大型のLWD種が占めています。
中ヨークシャーについては一時期日本では7頭までになり、絶滅品種となりましたが、 現在は日本各地で中ヨークシャーを復活させる動きがあります。
純粋中ヨークシャーの原種を持っているのは現在では農事組合法人富士農場サービスだけです。
富士幻豚は桑原康氏の純粋中ヨークシャー種のオリジナル交配種。
桑原氏の富士農場サービスでは、日本の6大品種の原種から保持しています。
原種に関しては、選抜さればサラブレッドのみを保有し日本の数多くの養豚場に精子、母豚を供給しています。